narocchy’s diary ~インド滞在記~

インドに住んで、体験したことや気づいたことを書いていきます🌸

観光都市は油断大敵?【後編】

こんばんは🍁

今日はハロウィン🎃ですね~🤗インドではあまりハロウィンの気配はないですが…渋谷は今年もすごいのでしょうか。

さて、前回は、アグラで遭遇した、遠回り運転手のお話でした😏🚗

narocchy.hatenablog.com

 

2日目、ホテルを朝5時半に出発するにあたり、サリーを着る時間を確保するために4時に起床!半分寝ている脳みそと体を動かして、つれさまにも手伝ってもらってなんとかサリーを着ることができました!良かった~😪

フロントで今回同行しているご家族と合流し、いざ出発!

と思ったら…

なんと、頼んでいた車がなかなか来ません。Olaには運転手さんの電話番号も記載されているので、ホテルのスタッフさんにも連絡を手伝ってもらいながら、フロントで待ちます。お手洗いを済ませたりして待つこと、30分程度だったでしょうか。ようやく、手配していた車がやってきました。

ということで、午前6時、出発~😄🚗

タージ・マハルには歩いて20分くらいで着くような距離のホテルだったので、車だとさらに早く、10分もしないうちに到着。まず、門を抜けて、道が整備された公園のようなところをまっすぐ歩きます。歩いて10分くらいすると、タージ・マハルのチケット売り場とセキュリティスペースがありました。そこに行きつくまでに数人のおじちゃまインド人たちが声をかけてきます。

「チケットはここで買うんだよ!」
「Chinese?あ、Japanese!コンニチハ~、アリガト~」(すごくいい笑顔で😂)
「セキュリティはここだよ!」
「僕が案内するよ!100ルピーね」

たまたまこの辺に散歩に来たおっちゃんなんだろうな…👨しかも、ちゃっかりお金貰おうとする人もいるし(笑)
そんな彼らの言葉を聞き流しながら、チケットを購入。セキュリティを抜けて、タージ・マハルの門へと向かいます。

ちなみにセキュリティではカバンの中身を全て出してチェックされますので、たくさん荷物があると時間かかります。最低限の貴重品にとどめるのをお勧めします👛📱
チケットは1,300ルピーで、ガイド・お水・シューキャップ付きです。
ガイドは(自称)公式で、シュッとした男性。時々立ち止まっては、説明+つれさまのスマホを使って記念撮影をしてくれます。

インド人は写真大好きだからか、こだわりがすごい(笑) 

「振り向く感じで」「スマイルスマイル」

「片手は腰に当てて、もう片方は斜めに上げて」など、細かくポージングを指示しながら写真を撮ってくるガイドさん。わたしたち、どこぞのモデルになった気分(笑)
彼に撮られた写真は載せられませんが、ザーッと、自分の撮った写真を載せます。

間近で見ると、模様が細かく、白く、繊細なつくりをしていることがわかりました。大理石を使用していること、ムガル帝国の5代皇帝シャー・ジャハーンが奥さんの死を悲しんで経てた廟であり(それは知っていたけど)、彼が奥さんのことをとても愛していたことが伝わってくるような解説でした。

この柱の模様は、近くで見るのと遠くから見るのではギザギザの数が違うと熱弁してました。詳しくは覚えてません…ごめんねガイドさん😵

ちなみに、シューキャップは敷地内のモスク(だったと思う…)に入る時に使いました。

記憶違いでなければ、この建物です

モスク内には解説をするおじいさんが待機しており、解説の途中で私の名前を尋ねると、大声で私の名前を呼ぶではないですか!こだまする私の名前。恥ずかしいなぁ~~…😂更に、つれさまと、同行しているご家族のメンバーも一人ずつ名前を呼ばれました。響き渡る名前たち。一通り名前を呼ぶと、にっこりしながらチップを要求するおじいさん。声が響く構造なんだと言いたかったんだと思いますが… 

やっぱりチップ目的か!!(笑)

仕方がないので1人10ルピーずつおじいさんに渡し、モスクを出ました。あんな素敵な笑顔を向けられたら断りづらいのよ…😅

そして引き続き、ガイドさんが記念撮影と説明をして、タージ・マハルの敷地を出ます。お疲れ様でした~👏

・・・

かと思いきや、狭い路地のような道に連れられ、お店を紹介されました。大理石でできたグッズを作っている店で、その作り方を説明するから座って、と、ガイドさんも一緒に中に入って、椅子を置いていきます。
(うわー、これ、説明で終わらないでしょ。買わないといけない流れになるやつだ…)

初めは大理石をどう加工するかの説明。次第に、「これは〇〇ルピーだよ、お勧めだよ」という流れになります。(やっぱり…)

大理石だから仕方ないですが、そう安い買い物ではありません。つれさまは、記念だから買う?と言ってくるし、とりあえず小さいガネーシャの置物を買うことにしました。値段を聞くと3,000ルピーとのこと。それは高すぎるから半分の値段で!と粘って、1,600ルピーで購入したガネーシャは、今、玄関先にいます。(同行したご家族のマダムは迫力満点で値段交渉しており、見習いたいと思ったのでした)

お店から出て、これでタージ・マハル観光はすべて終了。ガイドさんにお礼を告げて去ろうとすると、「写真、たくさん撮ったよね?楽しかったよね?」と、素敵な笑顔。うわー出た、チップを要求するパターン…

確かに頑張って解説してくれました

1家族につき100ルピーずつ男性陣から渡そうとすると「最低でも500ルピー…」と呟きますが、ガイド料も含めての入場料1,300ルピーなのであって、取り分がいくらかあるはずなのです。
500は出せないよ~、と言いながら逃げるようにして去り、車を呼んで乗り込んだのでした。

車に乗り込むまでにも、たくさんのスノーボールを持つ子供たちや、小さい鈴がたくさんついたお土産を両手いっぱいに持つおばあちゃんたちが、

「オネエチャン、オネエチャン」「コンニチハ」「ゴジュールピー、ヤスイヨ」(数字も日本語で発音するのは頑張ってますね)などと言いながら追いかけてくるので、

「ノー、ノー!」と首を横に振りながら歩いて振り切って(断ったり無視したりしていると、次第に金額が10ルピーとか激安になっていくのが面白い)、タクシーに乗った後もドアの隙間から手を伸ばしてくる(軽いホラー)のを振りほどいて、ようやく諦めていなくなる始末。気が抜けないな…。

この後はホテルに戻り、着替えて、朝食をいただいて、ゆっくり過ごしました。

 

と、タージ・マハルのことよりも、その他の話が多くなってしまいました💦ガイドさんと別れたのが午前9時なので、3時間弱のあいだに起こった出来事だったのですね。いや~、濃かったな…😂感想としては、タージ・マハルは、

素晴らしい世界遺産でした!

ですが、色々お気を付けください。すでに行かれていて、こんなことがあった、とか、何事もなかった、とか、何かあればコメントしていただけると嬉しいです🤗

 

今月中に後編を更新したかったので、間に合って良かったです🐼今回も長くなりましたが、ここまでお読みいただきありがとうございました🍀